ヨーロッパの怪異!「ハーメルンの笛吹き男」その3

事件を伝える最古の史料はハーメルンのマルクト教会に残るガラス絵とそこに添えられた短い文章だが、ガラス絵に描かれた笛吹き男の服の色とデザインは植民を指導した貴族の紋章を表わすものであり、一行は途中で不慮の事故にでもあい全滅したのだろうという。


それから事故説。

ヨハネとパウロの祝日というのはもともと夏至の祭だったものに中世以降教会がキリスト教の覆いをかぶともせたもので、古来よりその日にはポッペンブルク山で火を点す習慣があった。

ところがその山は霧でおおわれることが多く、近くには底なし沼がある。

子供は自分たちだけで出かけ、全員うっかり沼にはまってしまったというものだ。


あるいは祭の熱気によって精神に異常をきたし舞踏病にかかってしまったという説、宗教熱に駆られて少年十字軍として聖地へ向かったという説などもある。

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