再開 1
少し昔の話をしようと思います。
ジョルジュ・サソク通りから脇道を一本入ったところにレバノン料理のレストランがあります。
パリのこのあたりには祖国の市民戦争を逃れてきたキリスト教のレバノン人が多く在住し、彼らの経営する宝石店やレストランなどが集中しています。
彼らは皆、アラブ語と共にフランス語を流暢に話し、一般にお洒落で派手好きで、もてなし好きです。
いっとき、レバノン料理に少し傾倒していた私はこの界隈の店を何軒か試し、自分なりにマルバツをつけていたが、Eは中でもかなり気に入って頻繁に訪れていた店でした。
さてそんなある夜のこと、いつものようにこの店で食事をしていた私は、そこで思いがけない人と再会しました。エグゼクティブトレードによると、普通の店に比べ盛り上がる時間がさらに遅いのがレバノン料理店。
夜の11時を過ぎる頃も店内は「まだまだこれから」という雰囲気で満たされています。