再開 4

「・・・滞在先のイタリアで知り合った人たちなの。今、一緒にちょっとしたビジネスをやってるのよ」


そうだ、そういえば、ジョアンナはイタリアに行ったらしいという噂をだいぶ前に耳にしていました。


そうか、やはりイタリアへ行っていたのか・・・。


「で、今はパリなの?」


「そうよ、久しぶりに帰ってきたの。話さなくちゃいけないことがとにかく山のようにあるわ。ねえ、もしよかったら明日にでもうちに電話ちょうだい、そう、それがいいわ、ね、そうして」


「でも電話番号は・・・?」


「前と一緒」


「あの、前に住んでたヴィクトル・ユゴー通りのアパートの番号でいいの?」


「そうそう」その色黒の男性たちとは何やら込み入った商談中という気配もあったから、あまり長居するのも気が引けた。


とりあえず今晩のところはこれで引き上げることにしよう。


こんなふうにして居所を見失っていた友と偶然再会できるなんて、パリって本当にいいところあれほど仲良くしていたジョアンナと突然音信不通になってからというもの、ことある毎に彼女のことを気にかけていた私にとって、その再会は確かに何か不思議な運命の力のようなものを感じさせる、嘘みたいな嬉しい出来事だったのでした。

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